すおのブログ

「桜降る代に決闘を」のことを書いているはず

【S9】S9の振り返り(桜花の大交流祭への過程)

 こんにちは、カジュアルでアットホームな北陸環境でプレイするミコトすおです。
 4/20に行われた桜花の大交流祭において旗算鋸で4-1という結果を残したため、せっかくなのでそこに至った過程を振り返る形で記事を書いてみました。
 当日の結果については、ありえないプレミによる1敗なので後悔しかありません。決闘内容についてはX(旧Twitter)に簡易レポを書いているので本記事では省略しています。概ね、やるべきことをやって勝ち、やるべきことをしなかったので負けたという感じです。

※注意:私は北陸でのみプレイしており熱帯ではプレイしていないため、本記事の内容はあくまで北陸環境及び私の観測範囲での情報を元に書かれています。全国的な環境と乖離している可能性がある点はご了承ください。

【大規模までの過程】

12月~1月前半

環境

 S8-2 → S9 の変化は以下の通り

  • 傘(ユキヒO)、遺(レンリA)、鋸(シスイ) の弱体化
  • 算(アキナ)の下方修正緩和
  • 経(シンラA)の強化
  • 電(オボロA2)、弓(ミソラ)の追加

環境の変化としては主に
・ゲームスピードの鈍化
・旗が環境トップの座へ
・鈍化に伴い櫂が浮上
といったところでしょうか。

 環境初期は新規メガミということで電と弓が多く使用されていました。しかし、どちらも中距離への対抗策があるものの環境に大きく影響するほどの出力がないことが判明し、次第に数を減らしていく形に。特に、環境に一定数存在する旗,櫂,薙などに強くない点が理由として大きかったと思います。
 電,弓が減少していったこの頃に注目されていた三柱が旗櫂算。環境変化に伴って立ち位置が良くなったメガミの組み合わせなので当然出力は高め。ただ、個人的には櫂算を信用していないため否定派でした。

メタと握り

仮想敵:旗櫂算

 櫂算は信用できないものの旗櫂の強度は概ね信用していたため、この頃の私は旗櫂算以外の旗櫂Xを模索しており、鎌旗櫂,銃旗櫂,新旗櫂などを試していました。その過程で旗vs櫂のマッチが何度も発生し、旗単体で概ね櫂Xに勝てることに気づきました。この気づきから櫂メタの方向性としては、

  • 対応や間合いなどで順風を捌く
  • リソース力で逆風を維持する

の2パターンを考えました。そして、前者は後者が重めであったため、櫂メタ環境ではテンポ型が最適と判断しました。
 こうした経緯から、櫂は旗環境では勝てなくなっていくと予想し、旗櫂Xは諦めて他のテンポ型旗XYを模索することに。

胡乱理論「満天-ミオビキ相殺理論」

 「満天-ミオビキ相殺理論」は旗vs櫂における旗側のムーブとして、私が提唱した胡乱な理論です。

 『満天の花道で』は納5個分の結晶がオーラorフレアに移動する2フレアの切札です。結晶がオーラに移動した場合は1AP、フレアに移動した場合は2APであるため、2フレアで5~10APを生み出すカードということになります。
 次に、『ミオビキ航路』は所有者のターン開始時に逆風であれば萎縮+山焼き(攻撃札限定)を行う2フレアの切札です。毎ターン逆風と仮定し、山焼き効果を一旦横に置いておくと毎ターン萎縮で相手リソースを1AP減らすカードということになります。
 どちらも2フレアであるため、山焼き部分抜きで考えると『満天』は『ミオビキ』を5~10ターン分相殺できると言えます。

 旗側は『満天』で『ミオビキ』の萎縮効果を相殺できるため、あとは山焼き効果と『波呼び』の山回復効果を超えることができれば概ね有利が取れることになります。これについては、旗に『守護霊式』『突撃霊式』『桜吹雪』『義旗共振』『指揮』『この旗の名の下に』など逆風を維持しながらテンポが取れるカードを多いため難しくはありません。特に『この旗』は『満天』or『指揮』を延長できるので大きくリードできます。また、逆風維持がキツくなった場合にも『満天』のおかげで手札を温存しやすく、『桜花のお守り』が構えやすいので保険も効きます。

1月後半~2月

環境

 旗櫂算を中心とした櫂XYに対するメタが回り始め、中距離メガミ及びリソースメガミが増え始めます。
 この中距離寄りの環境で突出していたのが銃鎌旗でした。ここ数シーズンに渡って強力な三柱であり、ナーフされていないため安定して強力な組み合わせです。

メタと握り

仮想敵:銃鎌旗、薙旗算、旗櫂算

この時点では銃鎌旗を超える強度の三柱が思いつかず、いずれにしても銃鎌旗をメタる必要があるため、フリプでは積極的に銃鎌旗を握り理解を深める時間としました。銃旗が返ってくることが多く、特に銃旗の構築とプレイングに関する理解がかなり深まりました。そして、銃鎌旗でのフリプを繰り返した末、銃鎌旗のボトムが概ね銃旗であると結論付けました。

 銃旗櫂など銃鎌旗以外の銃旗Xも見るようになってきたため、「銃旗もメタれるテンポ型の旗XY」を模索することに。
 候補として試していたのが心,薙,戦,社,遺などです。そうした中で目をつけたのが社旗Xでした。社交はリソース面が優秀かつ銃耐性もあり、社旗が強力な旗Xであるためです。問題は横が見つからないことでした。

社旗Xの絞り込み

社交の強みとしては、

  • 『よこいと』の山回復 → ミオビキ耐性
  • 『たていと』による捨札の使用 → ミオビキ、カラハリ耐性
  • 『かさまわし』、『はらりゆき』、『ひらりおり』によるリソース供給

などが挙げられ、弱みとしては

  • 切札から瞬間火力が出ない

ことが挙げられます。
 これらの強みを活かしつつ、弱みをカバーできるメガミを以下の条件で絞り込むことにしました。
条件:

  • テンポ性能が高い、リソースがある
  • 通常札の質が高い
  • 中距離耐性
  • 切札から火力が出る

上記の条件を唯一満たしたのが鋸だったのですが、S9初期に鋸を触って弱体化を痛感していたので、正直なところ鋸をあまり評価していませんでした。具体的には、ナーフによる以下の変化を重く見たためです。

  • ウバラザキ&金屑纏いのナーフによる初巡の大幅な弱体化
  • ナーフによりダメージカウントが伸びづらい
  • 金屑纏いナーフにより押し込み性能が低下
  • ウバラザキナーフによるクロック性能の低下
  • 徹底抗戦が必須化

しかし、社鋸,旗鋸の構築を考えている内にこれらの欠点を以下のようにカバーできることが分かり、一旦の結論として社旗鋸を握ることに。
社鋸:

  • よこいとウバラザキ2-4 (ウバラザキ回転率の向上)
  • オーラ4フレア2 → ウバ再起 → かさまわしオーラ5 (ウバラザキ回転率の向上)
  • たていと → 刻み刃/反乱撃/金屑纏い (火力補助)
  • 2t:徹底抗戦 → 3t:よこいと反乱撃or刻み刃 (初巡補助)

旗鋸:

  • ウバラザキ → 桜吹雪orこの旗 (効率的な離脱)
  • 守護霊式,桜吹雪,指揮,この旗による継続的なダメージ (火力補助)

3月

環境

 この頃には、遺,鋸,経がやや増え始め、刀,剣なども一定数見かけるようになりました。ですが、トップメタは依然として銃鎌旗だったように思います。

メタと握り

仮想敵:銃鎌旗、薙旗算、旗櫂算、遺算鋸

 社旗鋸については練度も上がってきたおり、銃旗にも勝てたため大きな不満もなかったのですが、社鋸の「高火力・大型切札が重め」という点だけが気にかかりました。過去シーズンから続く社交の欠点と再び向き合った形です。
 そこで、旗と鋸を残しつつ互換性のある三柱として旗算鋸を試してみることにしました。旗算は算ナーフの影響がほとんどなく相変わらず強いため、懸念は算鋸のみ。

 改めて算を触ってみて気になったのが、以下の点でした。

  • 直接金融と御明算で資本差が稼ぎづらい
  • 上記により恫喝-/1が安定しづらい
  • 切取法と御明算連打の両立が困難
  • 投資券3枚でのライフ回収が安定しない

特に算鋸は前述した鋸の変化も合わせて大幅に弱体化していました。そのため、構築方針を再考することに。
そして、構築方針を特化させることで安定して勝てるようになったため、社旗鋸から旗算鋸に乗り換えることを決意しました。その後、算鋸vs銃旗についても勝てる構築が見つかったため、納得のいく三柱となりました。

S9における算鋸

全盛期からの変化

  • 算と鋸、双方の弱体化
  • ビートと資本(フレア回収,ライフ回収)の両立が困難に
  • 御明算とウバラザキのナーフにより、ウバ御明算の出力&回転率が低下
  • 全体的なビート・クロック性能の低下

算寄せの切取法型は御明算を宿しマシーンとして利用する以外は変化がないので省略。
ビート型については全盛期の構築は一旦忘れて点を取ることに特化させる必要があると判断し再考した結果、以下の構築に至りました。
基本構築(ビート型)

通常札:
・投機
・鋸斬り
・刻み刃
・反乱撃
・徹底抗戦
・(自由枠)
・(自由枠)
※自由枠:算盤玉、恫喝、算法、金屑纏い、茨道、黒き絆
切札:
・御明算
・ハドマギリ
・(自由枠)
※自由枠:手打表、ウバラザキ、アブダグイ、死に所

カード評価
算盤玉

  • 旧金屑纏いによる押し込みを代替し得るカード
  • 1-6という適正距離が優秀
  • 投資券3枚でのライフ回収は困難になったが、算盤玉なら十分可能
  • vs櫂では逆風生成用として重宝

恫喝

  • 御明算&直接金融ナーフで資本差が広げづらくなったことで出力が不安定に
  • 相手が下がってくれない場合、算法or盤狂わせが必須(スロットを食う)

投機

  • 初巡の前進力と着地後のリソース
  • 初手投機 → オーラ回収 → 相場1により、御明算スタートが早められる
  • オーラ回収による擬似裂傷

 ※TIPS:相場1で刻み刃を撃ち、ライフ受けされると次ターンにオーラ回収が確定

  • 旧金屑纏いの代替

算法

  • 優秀な対応札
  • 恫喝のお供
  • ウバラザキ弱体化を補う使い方も可能
  • 基本的には対応札として採用する

直接金融

  • 隙が付いたことで投資券としては信用できない
  • 纏い直されるオーラ剥がしであるため、やや低評価
  • 攻撃タイミングとしてリシャターン,徹底抗戦ターン,徹抗後ターンが必要なため、置くタイミングがほぼない
  • 初巡は投機の方が偉い

金屑纏い

  • 相手オーラへの確定裂傷がなくなり、押し込み力が大幅低下
  • 初巡は概ね使用できない → 折衝に使えない、ダメージカウントを得られない
  • 投機の方が旧金屑纏いに近い仕事をするため、優先度やや低め

黒き絆

  • 2/1が多い対面に有効
  • 鋸ミラーで活躍
  • サイネ対面では石突スタート、対応消音晶スタート、八相八方に対して活躍
  • テンポが取れていれば、2カウントで疑似灰燼重圧として使用するのも可
  • 死に所採用時に自フレアが増えるのを防げる

桑畑志水の死に所

  • 御明算でフレアが調整できるため、運用がしやすい
  • フレア/ライフ回収の機会が減った分を補える

【大規模当日】

 決闘内容についてはX(旧Twitter)に簡易レポを書いたので省略。
結果は4-1でした。

一回戦:算鋸(旗)vs銃旗(櫂)
二回戦:算鋸(旗)vs兜弓(機)
三回戦:算鋸(旗)vs薙書(棹)
四回戦:旗算(鋸)vs算鋸(刀)
五回戦:旗鋸(算)vs遺算(経)

【あとがき】

 以上が私のS9振り返りとなります。
 大規模の検討に付き合ってくれたミコト仲間達にはとても感謝しています。一方で、結果はプレミによる1敗で4-1となってしまったため、申し訳なくも思っています。
 大規模へのモチベがそれほど高い方ではないので次に参加するのがいつになるか分かりませんが、その時には5-0を目指したいと思います。


この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」からお借りしています。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html