ゆらりびは……当たるものではなく当てるもの
0距離に煌めく星は一つ
THIS IS クリンチ傘
こんにちは。「傘はいいぞ」と言い過ぎて傘勾面完全ミラーを招いてしまったミコト、すおです。
今回は傘勾のふたりゆらり構築の紹介です。以前の傘勾記事では桜花ルートの構築のみを紹介しましたが、桜花では勝てないor勝ちづらい相手もいるのでふたりルートについても紹介しておこうかなと思い、記事を書いてみました。
以前の傘勾記事
【概要】
ふたりゆらり構築では、その名の通りふたり震える手を取ろうで相手をオーラを剥がしてゆらりびをライフに通して勝つことを目指します。ゆらりび以外の攻撃(ふくみばり、仄かなる輝き、指揮 など)も合わせることで5~8点リーサルが可能であり、リーサルラインが高く相手にフレアをほとんど与えないことが特徴です。この構築は基本的に「桜花では先にリーサルを取れない相手」「フレアを与えると危険な相手」「ゆらりびを防ぐ対応(非打ち消し)を持つ相手」に対して用います。
桜花ルート以上にゆらりびを当てやすく、クリンチに専念できるので、クリンチ傘が好きなミコトに特にオススメです。
【基本構築】
[通常札]
・しこみばり/ふくみばり
・ふりはらい/たぐりよせ
・ひきあし/もぐりこみ
・桜の翅
・桜花のお守り
・付与枠(指揮or追い風)
・自由枠(しこみび/ねこだまし、ふりまわし/つきさし、かさまわし)
[切札]
・ゆらりび
・ひとり目覚めて
・自由枠(くるりみ or 満天)
付与枠の選択基準は、
- 指揮:リーサルに追加1点が欲しい
- 追い風:相手にステップがあるor間合い1までしか行けない
自由枠(通常札)の選択基準は、
自由枠(切札)の選択基準は、
- くるりみ:防御力が欲しいor傘を閉じることがある
- 満天:確実にダストを枯らしたい
どちらかと言うとくるりみを選ぶことが多いです。
【動き方】
1,2巡目:
ひとり目覚めて →標をたどり(or影面見向き) →ふたり震える手を取ろう の交換を行う。桜花のお守り →仄かなる輝き の交換を行う。(基本的には3t目までにお守りを使用して4t目に標or影面を引く)
クリンチして相手を妨害し、リーサルを取られないようにする。リーサルラインまで相手ライフを削っておく(主に しこみばりorつきさし)。
リーサル直前:
ハンドは、ふりたぐ、桜の翅、指揮or追い風、仄かorしこふく などを適切にキープする。対応くるりみを吐かされそうなら傘を開けておく。また、相手が攻撃してきたら相手オーラと自リソースを確認し、場合によっては適切にオーラ受けしてオーラを空けておく。
リーサル:
付与札や宿しでオーラを空け、ふたりからゆらりび+他赤札を使用して勝つ。指揮は対応不可ですが、ゆらりびに詩舞や意志などで対応されると防がれるので注意しましょう。
【注意点】
ふたりゆらり構築は当然ながらゆらりびを止められると打点が足りなくて負けるので、打ち消しがある相手に使うのはやめておきましょう。
ふたり震える手を取ろうの使用時は大抵オーラが埋まってしまうため、下がられていると前進リソースが足りなくなる場合があります。このような状況になりそうなら、桜の翅とたぐりよせを揃えたり、付与札を握っておいたり、オーラ受けでオーラを十分に空けておいたりして対処してください。
この構築ではふたりを使用するターンに全てを賭けているのでハンドキープやリソース管理、カードの使用順には細心の注意を払いましょう。
クリンチ傘全般に言えることですが、1/1や1/2の攻撃は本来1APも得をしないので雑に振っていいものではありません。攻撃札を振る場合は、自リソースを考慮し、ダストを枯らした上で適量振って剥がしたオーラを回収するなど明確な意図と工夫をもって行いましょう。